遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

ふるさと旭川

先祖は故郷から花を持ち込んだのではないか?

最近になって、母が実家から持ってきた草花の品種名が気になり、調べ始めた。 母方の先祖は開拓農家。その庭先に、先祖の地にあるような植物があることに気づいた。 中でも玉咲きサクラソウは、歴史的に由緒ある品種だそうだ。玉咲きサクラソウは武士がこぞ…

人のかたちをしたプランター 今年の花はどんな花

市内のある場所に、人のかたちをしたプランターが置かれている。 かつてはその家のとなりには病院があり、多くの人が行き来した。昨今は、通りがかる人は減りつつも、神楽と市街を結ぶ道路が開通したことで、車両の通行量が増えている気がする。春先に、家の…

「ふるさとの銘酒」を馬鹿にした上司と大喧嘩したこと

職場の上司の中に、日大出身者がいた。北海道生まれでも育ちでもなく、本州の人だった。 もてない三大要素、チビ、デブ、ハゲ3拍子揃った、奥さん言いなりの亭主だった。この人、上にはペコペコし、下には威張り散らす癖があった。アルバイトの女の子からも…

旭川実業高校のこと

春光台に旭川実業高校がある。私の中学時代、実高と呼ばれ、上川のチンピラ中学生の受入れ先みたいな印象があった。その後、旭川北高が春光台の移転計画が表面化した際、北高OBならびに関係者が実業高校の隣では困ると運動し、北高校は現在の場所に留まる…

旭川への道都移転話  復活させる必要はないのか

ブログでは下記にて、本では、「北海道 地名の謎と歴史を訪ねて」にて、経緯が紹介されている。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もっと知りたい!旭川 へそか、頭か http://blog.goo.ne.jp/atusinasu/e/83a74f2b9b0e33df7cde6cc…

ビジネス雑誌の想い出

その昔「月刊ビッグ・トゥモロウ」というビジネス雑誌と他の一誌をを読んでいた。ビッグトゥモロウの方は、先日休刊が発表されたばかりだが、読者減の中で、よく持ちこたえた方だと思う。 さて、この雑誌を読んだ動機はというと、職場の雰囲気が人に言えたほ…

駅弁の想い出

駅弁と言えば、釜飯、カニ飯くらいしか覚えていない。 北海道駅弁リストによれば、旭川にたくさんの駅弁があったことがわかる。 http://ekibento.jp/benhokkai.htmhttp://ekibento.jp/ben-nos-east.htm 代表的なものとして、特製日食弁当、旭岳べんとうがあ…

塩狩峠の想い出

塩狩峠には三種類の想い出がある。 一つ目は、三浦綾子の小説「塩狩峠」を読んだ想い出である。列車が暴走し始めたことに気づいた車掌が、自身の犠牲を以て乗客を救うべく、平然と身を投げる作家の描写は冷静であり、読み手は感動以外の言葉を探すことは難し…

旭山公園の桜

旭川で見られる公園の桜は、大規模なものとしては、常磐公園、神楽岡公園、旭山公園、春光台公園、花咲スポーツ公園、5箇所ある。 桜の開花情報http://www.asahikawa-park.or.jp/flowering/ いつのまにか、こんなに増えたのかと驚いている。旭山公園以外は…

愛犬チビの想い出

旭川から層雲峡に行く途中、愛山渓ドライブインから20キロほど離れたところにある愛山渓温泉に、名犬チビがいて、数々の名エピソードがあったそうです。 山仲間の愛犬チビの碑http://ouendaichi2009.web.fc2.com/asobihtml/chibi.html 愛山渓温泉 愛山渓フ…

おもちゃの「たもちゃん」で売っているもの

「たもちゃん」は、小学生時代に、当時の流行の最先端のおもちゃを売っていた店だった。 300円、600円くらいのプラスチックのパズル(何通りものパターンでケースに収まるもの)をここで買った。 その昔も今も同じ場所にある。 私の世代でおもちゃ屋に…

ノーマークだった「自由軒」

さしてグルメではない私は名店がどこにあるのか、くらいは知っていたつもりだったが、孤独のグルメという番組で紹介された洋食屋の場所がどこなのか、長い間わからなかった。 【食べる】自由軒~『孤独のグルメ』五郎さんが食べた「五郎セット」(旭川市)ht…

旭山動物園の想い出

旭山動物園は五十嵐市長時代の選挙公約だった。婦人層は、はげ頭で病院長の自民党候補を避け、伊達男風の五十嵐広三に投票した。 選挙後、日本最北の動物園は開園。当時小学生だった私は遠足でこの動物園に何度か行くことになる。 当時いた動物で覚えている…

画廊がなくなった

かつての職場から歩いて5分ほどのところ、オフイス街の中小路にその画廊はあった 学生時代、サラリーマン時代私は暇つぶしとストレス発散を兼ねてこの画廊に通った 馴染みの画家はいないが鋭い描写の絵には一瞬立ちすくんだ 絵に迫力があったからだ 一方で…

大雪山の想い出

遠く旭川市内から眺めていただけでどんな風景がそこに広がっているのか知らなかった とある写真集をみて自分が歩き眺めたよりは季節によっては時間帯によっては見る気分によっては素晴らしい自然がそこに残されていることを知った 旭川で生まれ育ったのにそ…

図書館の想い出

図書館の想い出、古い時代の図書館と今の図書館、二つある。高校時代、自宅が暑苦しく、夏休みの自主研究のつもりで閲覧室で勉強した時代、図書館は、隣の公会堂にあり、狭く、暗く、じめじめした印象があった。蔵書は少なかった。当時、図書館の閲覧室で勉…

旭川発 ギフトセット

旭川の住人になったつもりで選んでみました。お土産などにどうでしょうか?・お酒のギフト高砂酒造http://shop.takasagoshuzo.com/男山が余りにも有名だが、知名度はそれほどでもないが上品な味合同酒精http://www.oenon.jp/product/sake/sake-brewery/godo.…

旭川の歴史的建物の保存を考える会 「第8回古建築展」

偶然見つけたので、ご紹介します。保存の会建築賞(第1回~第19回)表彰建物展と記念講演会 主催 旭川の歴史的建物の保存を考える会 後援 北鎮記念館・建築史意匠研究室 展示会開催 ■期 間 2016年 11月3日(木)~11月27日(日) 月曜日休館 午前10時30分~午後4時…

五十嵐市長時代を振り返る

沖縄の県知事は、自分に都合が悪いと、地元要望を無視するようである。#######################http://www.sankei.com/politics/news/161008/plt1610080028-n2.htmlだが、県内の米軍基地・施設で最も面積が大きい北部訓練場の早期返還に関しては、地元自治体…

江口日曜堂の想い出

江口日曜堂は知る人ぞ知る、画材の専門店。 「旭川 昭和ノスタルジー」旭川最古の文房具店という店先の表示は伊達ではない。現在の店主は二代目。「旭川 昭和ノスタルジー」という本に出てくる店主は、年老いてしまったが、かつては眼光鋭く、自説にこだわる…

街の中のラーメン屋の想い出  赤門・五条軒

ラーメンの街、旭川でラーメン屋と言えば、青葉そして蜂屋が有名どころである。私は、あっさり目の味噌味好きなので、どちらもそう美味いと思わない。青葉は、店主自ら、名店、うまい店と吹聴しているそうだが、自称名物はそう美味いものであろうか?では、…

旭川の街の顔=名店をダメにしたのは何なのか

前から思っていることだが、中心街が廃れて行く様を眺め、黙っていられない気持ちになっている。丸井今井旭川店に続いて、旭川西武デパートが9月末に閉店した。丸井今井の閉店は、高速道路脇の大型ショッピングセンター設置によるもの。旭川開基依頼、長年…

西武旭川店 思い出エッセイ大募集中 8月16日まで

西武旭川店 思い出エッセイ大募集https://www.sogo-seibu.jp/asahikawa/kakutensublist/?article_seq=193936&medium=listing&source=ydn0801&campaign=asahikawa19393641年のご愛顧ありがとうございます。西武旭川店は9月30日(金)をもって閉店いたします。…

旭川西武デパートの想い出

旭川の西武デパートは今年の9月末に閉店となるのだそうだこのデパートは高校時代にできた旭川では見かけないブランドを扱っていた他のデパートにない、実用的なものが多かった西武デパートと言えば東京渋谷に本店がある池袋や有楽町にもあったその昔渋谷の…

すきやき屋「三光舎」の想い出

5条通り9丁目の北西角地にすき焼きの三光舎がある。昔も今も同じ場所、同じ形の建物今は外壁に高級感あるセラミックタイルを使っているようだおそらく大学3年の冬この店で中学のクラスがあり一度行ったすき焼 三光舎 旭川店 http://r.gnavi.co.jp/h271800/…

「しんきん」の想い出

旭川で庶民的な銀行それは「しんきん」だった旭川信用金庫http://www.shinkin.co.jp/ask/しんきんの本店は4条8丁目の北東角地にある建物は少しグレードアップ場所、雰囲気は往時のままであるまた、最近は地元作家の作品がみられるようだ彫刻の常設展示http…

6条通りの廃屋の想い出

その廃屋は仲通りにある。だが、今年はもうないかもしれない。従って、今日の時点では、仲通りにあったと書くべきかもしれない。その昔、その廃屋の前を何度か通り過ぎたことがある。その時は気にもとめなかった。そういう家はあちこちにあったからだ。おそ…

マルカツデパートの想い出

地元旭川では、マルカツさんと呼ばれているテパートがある。今はどうなのか知らないが、かつては東栄という地場の繊維商社が経営していたことは知っている。このデパート、各階毎にいろんな店があって、店ごとに想い出がつまっている。そんなデパートである…

一木支隊全滅 零戦隊の命令違反が原因だった?

新刊書で、元戦艦「大和」副砲長だった方が書かれた本の中に、零戦部隊が命令違反があり、本来ガダルカナル飛行場を死守すべき任務を負っているのに勝手にラバウルに移動、その直後、やすやすとガダルカナル侵攻を許したとの指摘がある。戦艦「大和」副砲長…

想い出の食堂 満腹食堂

その食堂は『いとしの大衆食堂 北の味わい32店』にて最後に紹介された食堂である。店の名は満腹食堂。開店は昭和48年。大した記憶はないが、当時は、普通の食堂だったような気がする。今は玄関フードが付いているが、開店当時はなかったように思う。近く…