遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

榎戸さんそっくりな女の子のこと

テレビ東京の午前11時のニュースに出演する榎戸さんを見るたびに思い出す中学の同級生がいる。名が榎田さんと同じ呼び名なので、余計そう思ってしまうのかももしれないが。ただ、私は、彼女に対し済まないことをしたと思っている。謝らなければならないと…

『思いやり』の勝利

中学卒業後、私は進学校、三つ編みが似合う彼女は女子高に進学した。彼女は、依然私に積極的で、女子高の制服がよく似合い、彼女とデートすればカッコはついたのだが、私はあえてそれをしなかった。誘おうと思えば誘えるのだが、夢中になっている女の子のこ…

気が合った三つ編みが似合う女の子

今、振り返って、「最も気があった女の子」は中学時代の同じクラスの女の子だった。その女の子は、三つ編みが似合う、ボソボソと人懐こく喋る、穏やかな性格の女の子だった。私がほかの女の子に夢中なのを知っていているにもかかわらず、そんなことはおくび…

不謹慎なのかそれとも?

このブログを読まれている方は、私のことを不謹慎な男だと思うかもしれない。しかし、私は私で自分に正直に生きただけなのだ。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、ただそれだけだった。そして、ちょっとモテたからと言って、その女性に夢中になることは決…

結婚を決意した?ある女性

大学時代、大学教授の娘さんが好きになってしまった。その教授は、フルブライト留学経験ある高名な教授だったらしく、人名録などに名前が載っている人だった。おまけに、すらっとしてスタイルがよく、見るからに、清楚で聡明な女性だった。ギリシア彫刻に出…

人は出会うべくして出会うべき人に出会う

高校時代、学力テスト上位で聡明、努力家、そして女性としても魅力的な女の子と同じクラスになった。私の志望校を知り、2つのアドバイスをしてくれた。しかし、結果的に、私は、普通の人生を選んだ。それから、数十年近くたち、ある会合で出会った年配の方…

恋の流儀Part2

私の恋の流儀の第一原則は、好きになった人以外は、付き合いたくない主義だった。二番目の原則は、今、振り返ってみて一つの時代に一人しか好きにはならないことであった。誘惑に負けて、次から次にという例外を除き、中学時代高校時代大学時代サラリーマン…

髪を切ったあの人に伝えたいこと

若い頃、ある女性に恋していた。しかし、その女性は、高嶺の花だった。普通のサラリーマンの奥さんにはふさわしくない人だった。そこで、私は賭けをした。志望校に入学できれば、彼女を射止めようと思った。落ちれば、あきらめようと思った。結果は、落ちて…

記憶の意味

かつて、私にも一時期、精神的に不安定な時期があった。なぜ不安定になるのか、理由がわからなかった。ある時、小さい頃母にメロンパンを買ってもらった小さな店の跡地を見つけ、その一角で立ち止まり、なつかしいたくさんの出来事があったことを思い出した…