遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

国語教師の想い出

私は、その教師の教壇での姿を見たことはない。ただ、住所などから、あるバス停でのバスの乗降に際して、たぶん、その方だろうと覚えていたことがある。その方は、背が高く、ご高齢で目が不自由で、バスの乗降にかなり時間がかかっていた、ことで覚えていた…

登下校の想い出

初冬のある日あの通りを歩いたその通りは幼いときは母に手を引かれ歩んだ道だった高校時代になってその通りを歩きなぜか気持ちの安らぎを覚えたのはそのせいだったその通りを過ぎたところ、右手信号の向こう側に警察署が見えた左には税務署があった遥か数十…

威厳ある教育者の想い出

テレビ出演する、ちゃらちゃらした教育専門家とは一風異なった教育者のことを書きたい。クサベラ・レーメ女史のことである。出所:「旭川九十年の百人」私は、この方にお会いしたことはない。挨拶か何かで二三度、話を聞いたことがある程度だが、遠くから見…

街角のラーメン屋の想い出

旭川の街角の中で美味しいと思っているラーメン屋がある。旭川ラーメンは濃いしょうゆ味で有名だが、そこは味噌味がいい。実は、もう一つ、美味しい理由がある。そのことを説明しようとして書いている。その店には、夕食時になると、日雇い労働者のような服…