遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の想い出 Part2

私は、記憶を辿って歩く。あの家の軒先がどんどん近づいてくる。私はプランターにある花を見つけ、一瞬立ち止まり、ゆっくりとその家の前を通り過ぎる。それから、子供の時にしたように、振り返って眺め、数十年前にここに居たことを確認し、再び歩き始める…

夏の想い出 Part1

今年も暑かった夏が終わろうとしている。今年の夏は、息子の嫁さんを含め、大家族で墓参りした。記念の写真も撮った。新しい時代となったからだ。しかし、何かもどかしい気がしたので、用事を見つけ、行ってみた。そこには、毎回のように、同じ場所のことが…

美人の絶対条件

たぶん、このブログを読まれている方は女性が多いと思われるので、ご参考になるかどうかは別として、私なりの美人の絶対条件をあげさせていただく。私が考える、美人の絶対条件とは、顔のつくりではなく、少し離れた所から眺めたときに、体型的にバランスが…

ひとみちゃんのこと

近所の女の子で決して人を陥れるところがなかったのが「ひとみ」ちゃんである。いつも鼻水をたらし、ぐずぐずしていた子だったが年頃になると見違えるようにかわいらしくなった。頭もそこそこ良く、勉強すればできた子なのだろうが姉と同じ轍は踏むまいと決…

電話をかけるときのときめき

若いときは電話一つするのに随分ときめいた。話す前から今日は何の話しにしようか今日はどんな冗談を言おうかどこに誘おうかいろいろ考えた。考えるだけで楽しかった。『Call me』 という曲は、電話をかけるときのときめきとメロデイラインが微妙にマッチし…