遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

彼女は実におしゃれだった

おしゃれのセンスは異性から学ぶことが多い。彼女は、高校時代、別格の存在だった。色も柄も一見、地味なのだが、よく見ると高級品を着ていた。金持ちの子はほかにもおり、ほとんどが既製服なのだが、彼女だけは、仕立物だった。そして、お嬢さんぽく、他の…

Never say goodbye

Haylay が唄う Never say goodbye という曲のことである。メロデイは「ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ」そのものなのだが、この曲は、ラヴェルのピアノ曲よりもかなりゆっくりと歌い上げる。そして、つい愛する人がゆっくりと夢見るように歩いている…

愛する心 My Heart and I

ニュージーランドが生んだ、ピュアヴォイスと言えば、Hayleyしかいない。その声は、私にとって、どこまでも澄んで冷たい摩周湖の水そのものなのだ。彼女が唄うと、どれも高貴で清純な雰囲気になるのだが、その中でとりわけ気に入っているのが、「My Heart an…

あの家は30年前と変わらなかった!

虫の知らせがあり、大学受験浪人していた時代に下宿していた家のところに立ち寄ってみた。壁の色が、少し塗りかえられた以外、同じ間取りのままだった。私がいたあの部屋もあのときのままだった。そして、近所に神社があったことを発見した。その時代は、あ…