遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ちびまる子ちゃんそっくりな開業医の娘さんのこと

実は、小学校4年の時に転校していった女の子のことが、頭から離れない。どうにも気になって仕方がないのである。その女の子の家は、小学校の正面玄関前の開業医の娘さんで、髪型が、今になって思えば、あのちびまる子ちゃんそっくりの刈り上げ、いわゆる絶…

7月15日にみた正夢のこと

初恋の人が転校を告げたその晩、私は深い眠りの中で一生のほとんどを予言する夢を見た。実際そのとおりの人生を生きている。受験の失敗と入学する大学悩める青春時代結婚相手の体型、髪型と服装の特徴就職する場所授かる子供の数と性別二回の入院仕事上の身…

雌伏の時代 生きる勇気

失意の時代は数年続いた。私は、目標を失った悲しみ、自分への苛立ちから自暴自棄に何度もなりかけた。そんな時、サイモンとガーファンクルのボクサーという曲を聴いた。聴いているだけで苛立つ心は静まった。一度聴いて静まらない時は、二度、三度と聴いた…

初恋の結末

初恋は実ることは稀で互いが初恋であることは滅多にないもうすぐ、7月15日がやってくる。思い出したくないが、7月15日は、初恋の人が転校を告げた日だった。私にとって、初恋はたった100日だった。入学式から数えて、7月15日が丁度100日目の…