遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大雪山の想い出

遠く旭川市内から眺めていただけでどんな風景がそこに広がっているのか知らなかった とある写真集をみて自分が歩き眺めたよりは季節によっては時間帯によっては見る気分によっては素晴らしい自然がそこに残されていることを知った 旭川で生まれ育ったのにそ…

図書館の想い出

図書館の想い出、古い時代の図書館と今の図書館、二つある。高校時代、自宅が暑苦しく、夏休みの自主研究のつもりで閲覧室で勉強した時代、図書館は、隣の公会堂にあり、狭く、暗く、じめじめした印象があった。蔵書は少なかった。当時、図書館の閲覧室で勉…

詩集を読んだ想い出

詩集を読んだ想い出 それは誰にでもあることで私にも起こるべくして起きた 生まれて初めての挫折を味わい私は戸惑った 唯一、自分にできたことそれは時が過ぎるのを待ち時が来るまでの間詩集を読むことだった あるときは図書館あるときは喫茶店で詩集を読ん…

嵯峨信之  小さな灯

私の好きな詩人、嵯峨信之の詩を一つ紹介させていただく。 「小さな灯」という詩である。 一人一人の人生は出会いの中で育まれ、向かい合い肩を並べて歩んでいるように見えてもいずれは離れ離れとなり遠い光になって、消えていく 嵯峨信之得意のモチーフであ…