遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

旭川に出張した想い出

先日、「列車で旅する北海道」という本を古本屋で購入。 なつかしい列車と駅舎の写真を見つけ、旭川に仕事で出張した時代のことを思い出した。 出張したのはたった1回。出張先は支店。支店の人が気を使って、お昼時に台場のおいしい蕎麦屋さんに連れて行っ…

幼馴染の恋

幼馴染の女の子は数人いた。その中で恋心らしき感情を抱いたのはそのうちのたった一人。 それもたった一度遊んだ、名も知らぬ女の子に。 まさか、その人に再会することになろうとは。その人が私に初恋したことは、驚き以上にあり得ない偶然だった。 同級生か…

取り壊された家屋の想い出

ここ数年、旭川の中心市街地を歩いていて、櫛の歯が抜けるよりも、もっとひどい、街区全体が更地化しているような光景に出会い、ショックを受けている。 通りがかった際に、何かあったはずのものが、ないことで、言いようがない虚無感を覚えることが激増して…

母校の花壇を掃除する女性

久しぶりに旭川のホテルに泊まり、早朝6時、カメラを持ち、市街を散歩した。思いがけず、母校敷地の玄関脇を掃除する65歳くらいの女性を見かけた。女性は、小雨の中、白い帽子を被り箒とチリトリを持っていた。私の存在に気づいたようで、掃除が終わると…