遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

麻里子ちゃんの想い出  君に夢中さ

たまたま通りがかった駅構内に受験生向けのメッセージコーナーがあり、ある女の子が書いた「大切な人が志望校に合格しますように」と書いた紙きれを見つけた。 ふと、同級生の麻里子ちゃんのことを想い出した。 麻里子ちゃんは、普段私がどういうことに関心…

なぜ「たった一度一緒に遊んだ女の子」は特別な存在なのか

近所に、同じ歳くらいの女の子が何人かいた。 彼女たちはそれなりに美貌なのであるが彼女たちと遊んで一度も心休まることがなかった。 そんな女の子たち比較すると初対面で私の目を見て身振り手振りで一緒に遊ぼうと誘った女の子はすべてが違った。 一緒に遊…

嵐山の想い出

その昔、旭川で、冬の国体のジャンプ競技が開催され、寒い中見に行ったことがある。今は、その施設は競技用には使われていない。 それからしばらく嵐山に行くことはなかった。 ある夏のこと、嵐山に自転車で虫捕りに行き、木の根元の穴から出てきた、ヘビに…

記憶に残る女性

私にとって、記憶に残る女性とは容姿が美しい女性では必ずしもない。 顔などの容姿よりは、体型などバランス上の美しさの方が重要と思う。そのバランスの良さに加え、立ち振る舞い、歩き方、お茶を飲み箸の持つときの背筋、腕の動き、動きがないときの手の置…