初恋の人が転校を告げたその晩、
私は深い眠りの中で一生のほとんどを予言する夢を見た。
実際そのとおりの人生を生きている。
受験の失敗と入学する大学
悩める青春時代
結婚相手の体型、髪型と服装の特徴
就職する場所
授かる子供の数と性別
二回の入院
仕事上の身を削るような努力
上司の度重なる裏切り
夢の最後は、勤務先の拍手で終わった。
当時の私の年代で見る夢ではなかった。
不思議なことに、夢から醒めて、一度起きた後、
再び同じ夢をみた。
びっしょり寝汗をかいていた。
それから数十年の間
若干の修正点はあるものの
実際に起きたことは、夢で見たとおりだった。
私は、夢で見た運命を信じ
導かれるように決断し
生きたようだ。
初恋の人のことを想い出し、今日はこの曲を聴いた。
Claudine Longet - It's Hard To Say Goodbye