遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

人は出会うべくして出会うべき人に出会う

高校時代、学力テスト上位で聡明、努力家、そして女性としても魅力的な女の子と同じクラスになった。
私の志望校を知り、2つのアドバイスをしてくれた。

しかし、結果的に、私は、普通の人生を選んだ。
それから、数十年近くたち、ある会合で出会った年配の方が、高校の先輩で、ある医学分野の権威だったことを知り、名前があの彼女がつぶやいた医者の名と同じだったことに気づいた。

彼女が尊敬していた人物に、機会を得て出会ったのである。

私に、出会いを記念?してある本を贈ってくれる約束をいただいたが、
私はそのお礼に、『あなたは彼女が高校時代から尊敬していた医者で私はその縁で今やっとお目にかかることができたこと、そして人は出会うべくして出会うこと』をお話させていただくつもりである。