ブログでは下記にて、本では、「北海道 地名の謎と歴史を訪ねて」にて、経緯が紹介されている。
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北海道 地名の謎と歴史を訪ねて 合田一雄
明治四二年(一九〇九)一月、札幌の北海道庁舎が全焼し、いまだ世燼がくすぶる中、突然、道庁移転論が渦巻きだした。旭川を主力とする道北勢が、「道庁は北海道の真ん中にあるべきだ。道庁焼失を機に道都を旭川に移せ」と主張したのだ。
議会は大荒れに荒れ、一時は移転組が大勢を占めた。札幌中心の議員が巻き返しに出て、「旭川は中心だの中央だのと地の利をいうが、人間の体を動かすのは頭であって臍ではない」と噛みつき、殺気だってあわやという場面も。当時新聞を賑わせた「北海道のへそ問答事件」である。結局、旭川側が折れてもとのさやに、と相なった。
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旭川に道都を移転して何になるのか?
実は、ある地元企業の浮沈がかかっている。
実は、ある地元企業の浮沈がかかっている。