遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

「しんきん」の想い出

旭川で庶民的な銀行
それは「しんきん」だった

旭川信用金庫
http://www.shinkin.co.jp/ask/

しんきん.jpg

しんきんの本店は4条8丁目の北東角地にある
建物は少しグレードアップ
場所、
雰囲気は
往時のままである

また、最近は地元作家の作品がみられるようだ

彫刻の常設展示
http://www.shinkin.co.jp/ask/contribute/chokoku.html

そのしんきん
一言でいうと市民にとって
空気のような存在であり続けた

大口客があまり目立たない代わりに
あまり取引がない客も
丁寧に応対してくれるのが
しんきんだった

ある時は
どの企業からも内定がもらえない同級生に
内定をくれたのがこのしんきんだった

そういう意味で
しんきんは旭川っ子の命の綱なのであった

いつも空気のような
それでいて
必要とする時に
頼りになる銀行
庶民にとってそんなにはない

それゆえ、私はしんきんについて綴らざるをえないのである