遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

街の中のラーメン屋の想い出  赤門・五条軒

ラーメンの街、旭川でラーメン屋と言えば、青葉そして蜂屋が有名どころである。
私は、あっさり目の味噌味好きなので、どちらもそう美味いと思わない。
青葉は、店主自ら、名店、うまい店と吹聴しているそうだが、自称名物はそう美味いものであろうか?

では、どこが美味しかったのかというと、3条7丁目のビルの一階奥にあった「赤門」。
味噌味で麺の上に載せるもやしの量が多く、旭川においては珍しい、札幌ラーメンの出店みたいな店だった。
その昔、オバサン2人で切り盛りしていた店だった。赤門は今はない。
ご主人らしき人が亡くなった後、いつの間にか消滅した。
今は、その場所、カラオケ喫茶みたいになって、跡形もない。

では、ほかに、どこがあるかというと
5条通り10丁目のこの店ではないかと思う。味なら断然ここだと思う。

ラーメン屋.jpg

店の看板、店主の雰囲気などから帰化人経営の店のように思う。
最近入ったことはないが、おばあちゃんがいた時代の味は、手抜きがなく、良かった。おばあちゃんはつくり方を丁寧に息子さんに指示していたのを私はみている。たかがラーメン、わかる人がつくれば味は変わるのだ。今はこの店が名店にふさわしいかどうか、私はわからない。
中に、駐車場があり、車を出し入れするのは少し大変なことは昔と変わらない。