遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

2020-01-01から1年間の記事一覧

先輩とゴルフした夢

久々に楽しい夢を見た。会社の先輩で大学の先輩、それも大学の教官たちから大学に戻ることを期待され、将来を嘱望されたものの、亡くなられ、はや十年が経過、私と仲良しを誘い、新緑のゴルフコースでゴルフすることになった。 私は、ゴルフは道具は持ってい…

祖母が愛した花

祖母が亡くなってかなり経つ。実家に花らしきものがなかった時代、祖母が花の苗を持参。最初の花が都忘れ。 あれから数十年、いつの間にか我が家には数種類の都忘れがある。 淡い桃、淡い青の都忘れは、いつ見ても心が和む。ふと、祖母と母の会話が浮かぶ。 …

今年は普段咲かない花が咲きます

なかなか外出したくなる状況とはならず、手持ち無沙汰な日々をお過ごしではないかと心配しております。 庭では、異変が起きています。今年は、普段咲かない花、滅多に咲くことのない花が咲きます。果樹、球根、鉢物すべてです。桜の花がめずらしくきれいに咲…

呼び止められて花屋に立ち寄ったこと

自粛モードが緩んだこともあり、久しぶりに外出することにした。その日は雨が降っていた。馴染みの喫茶店でコーヒーを飲もうとしたが、あいにく閉店期間中。 たまたま通りがかった花壇に植えてある花が、見覚えのある花だった。通り過ぎようとしたところ、後…

早朝散歩の想い出

ようやく雪がとけ桜が咲いた。が、今年は、コロナウイルスのせいで外出がままならない。 ここ二、三年、この時期、用事のついでに市内のホテルに宿泊、朝食前に市内を散歩することが習慣となった。今年はまだ予定が立たない。 ホテルクレセント 宮下通から6…

ミヤマオダマキの想い出

ミヤマオダマキという宿根草がある。高山植物として知られる。あまり日の当たらない場所でも咲き、耐寒性ある育てやすい植物である。 開花時期は、例年ゴールデンウイーク直後。花はやや下向き。愁いを帯び、うつむきがちに遠ざかる女性の後ろ姿のような雰囲…

旭川の駅弁について

最近の旭川の駅弁情報が、「北海道の鉄道旅 2019夏」、「北海道の鉄道旅2019」が掲載された。 駅弁が観光産業の柱の一つと位置付けられているはずなので、一言言わせていただく。 そもそも駅弁メニューや味付けについて文句はない。 問題は包装デザ…

昼休みにボサノバを聴いた想い出

ストレスを感じる仕事が長く続いた。給料を我慢料と思った時代だった。 昼休みは、近くの公園を散歩したり、ウオークマンでボサノバを聴きながらリフレッシュすることが習慣となった。 よく聴いたアルバムは、アントニオ・カルロス・ジョビンの名作。 イパネ…

染物の布マスク

旭川の染工場二社での綿(手ぬぐい生地)マスクの製造・販売状況。 ・水野染工場 綿100%!オリジナルマスクカバー/マスク、販売中です。 https://www.hanten.jp/diary/news/post-40774/ ・近藤染工場 ******************* 近藤染工場で、手拭いはぎれで作…

失われたこころの歌 森山良子

ここ2カ月間、外出を控えている。日本の歌声を聴きたくなり、森山良子のベストアルバムを購入した。 曲目内訳はこうなっている。 1.この広い野原いっぱい 2.今日の日はさようなら 3.恋はみずいろ 4.愛する人に歌わせないで 5.雨あがりのサンバ 6.悲しき天使…

邪心のないピアニスト

中高年からクラシックピアノを始めた知人の話によると、モーツアルトを弾くのが一番難しいそうだ。音符をを追う難しさはないが、別の難しさがあるとのこと。 若い頃は意味がわからなかった。ここ半年くらい聴く機会が増えた、モーツアルトのピアノソナタ集を…

想い出のアルバム

高校時代想い出のアルバムの中に、「進世界」というアルバムがある。 卒業式の日の朝、このアルバムを一度聞いてから登校した。 私は迷っていた。受験ともう一つのあることで。 その迷っている自分を象徴する曲が、このアルバムにある「Move On」(日本名は、…

特別な一日

たった一度遊んだ 幼馴染と いろんな場所で再会した。 一瞬目が合う。 目が合った瞬間 私にはわかる シグナルがある。 そんな日は 幼馴染に再会した 特別な一日と 日記に つい書いてしまいたくなる。 Bobby Jason - Venus ttps://www.youtube.com/watch?v=uE…

最後の閉店セールの想い出

旭川で年度末3月31日というと、年度決算最終日というよりは、閉店セールの最終日みたいになってしまった。 三月下旬のある日、何度か閉店セールをやっていた店の、最後の閉店セールに行ってみた。 案の上、売れ筋の商品は売れた後。 売れ残ったものがそこ…

冬まつりの想い出

例年、冬まつりの時期、寒気が少し弱まる。 ここ数年、買い物公園で外国人観光客の姿が目につくようになった。今年は、武漢のコロナウイルスが表面化した直後の冬まつりということで、どうなることかと思ったら案の上、上川地方にてコロナウイルス感染者が出…

小学校時代の想い出

君が代が流れる夢を初めて見た。 最近始めたツイッターを、何気なく見ていて、3月6日が香淳皇后の誕生日だったことを知った。 香淳皇后 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%B7%B3%E7%9A%87%E5%90%8E さて、小学校時代、天皇・皇后両陛下が旭川に…

閉店セールの想い出

過去十年間、閉店セールが相次いだ。 デパートの売り上げは1996年がピークだったそうだ。その後、高速道路出口近くのショッピングセンターの建設、駅の移転に伴う再開発が続き、丸井今井デパート、西武デパートが閉店、相前後して市内の名店は店じまいし…

「丸善」の想い出

「丸善」というと、書籍、文具だけでなく衣料品、雑貨を扱うデパートみたいな店として知られている。 日本橋に本店を構え、主要都市に支店があったた。 値段が張るものでは、輸入もののバーバリーのコートがあった。20万も出せなかったので、出張の機会に…

ピアノで弾いて欲しい曲 ジムノペテイ

高橋悠治のサテイのCDを買った。 数十年前に聴いた音とはやや異なるが 高橋悠治ならではの世界があった。 大学四年の夏、私は、ある人に再会し そこからやり直そうと思っていた。 が、再開は叶わなかった。 たまたま立ち寄った、ヤマハショップで サテイの…

手袋の想い出

コロナウイルス対策として、外出先でのドアの開閉、買い物の際のショッピングカートの使用などに際し、予防措置として手袋着用が有効であることを知った。 何か良い手袋がないかと、ホームセンターで探したが、安物かビニール製のものしかない。ふと、母が数…

寒中お見舞い 最近聴いている曲

寒中お見舞い申し上げます。 いかがお過ごしでしょうか。 コロナウイルス流行が懸念されていることもあり、しばらく外出をひかえております。 代わりに、CDを郵送で送ろうと思いましたが、最近は販売停止したものが続出していることもあり、最近、好んで聴…

仕事帰りに居酒屋に寄った想い出

そうあることではないが、会社帰りに一人酒を飲んで帰ったことが何度かあった。会社で起きた、嫌なことを家に持ち帰り、家で考えたり、妻に話すつもりはまったくなかった。 酒を飲みつつ、ぼんやりと一日を振り返り、気持ちが落ち着いたところで帰宅する。そ…

麻里子ちゃんの想い出  君に夢中さ

たまたま通りがかった駅構内に受験生向けのメッセージコーナーがあり、ある女の子が書いた「大切な人が志望校に合格しますように」と書いた紙きれを見つけた。 ふと、同級生の麻里子ちゃんのことを想い出した。 麻里子ちゃんは、普段私がどういうことに関心…

なぜ「たった一度一緒に遊んだ女の子」は特別な存在なのか

近所に、同じ歳くらいの女の子が何人かいた。 彼女たちはそれなりに美貌なのであるが彼女たちと遊んで一度も心休まることがなかった。 そんな女の子たち比較すると初対面で私の目を見て身振り手振りで一緒に遊ぼうと誘った女の子はすべてが違った。 一緒に遊…

嵐山の想い出

その昔、旭川で、冬の国体のジャンプ競技が開催され、寒い中見に行ったことがある。今は、その施設は競技用には使われていない。 それからしばらく嵐山に行くことはなかった。 ある夏のこと、嵐山に自転車で虫捕りに行き、木の根元の穴から出てきた、ヘビに…

記憶に残る女性

私にとって、記憶に残る女性とは容姿が美しい女性では必ずしもない。 顔などの容姿よりは、体型などバランス上の美しさの方が重要と思う。そのバランスの良さに加え、立ち振る舞い、歩き方、お茶を飲み箸の持つときの背筋、腕の動き、動きがないときの手の置…