遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

昼休みにボサノバを聴いた想い出

ストレスを感じる仕事が長く続いた。
給料を我慢料と思った時代だった。

昼休みは、近くの公園を散歩したり、ウオークマンでボサノバを聴きながらリフレッシュすることが習慣となった。

 

よく聴いたアルバムは、アントニオ・カルロス・ジョビンの名作。

f:id:asahikawakko:20200510062722j:plain

イパネマの娘



このアルバムは、音叉の如くテンポが正確な曲が揃っている。歩きつつ、気持ちの高ぶりを抑え、歩幅、手振りを整えるのに適していた。
しかし、これら公認アルバムには、アントニオ・カルロス・ジョビンの肝心の名曲「Estrada Branca」の収録はない。

ヴォーカルは、小野リサのものが秀逸。

 

・Estrada Branca Tom Jobim
ttps://www.youtube.com/watch?v=6_0IzOuvZL8

・Luiza Borges e Nelson Faria | Estrada Branca
https://www.youtube.com/watch?v=EI16IDiFzu4


クラシックギター一本でも十分聴ける。

・Estrada Branca- Antonio Carlos Jobim
https://www.youtube.com/watch?v=vdKme8n-y3M

 

*******


決して急ぐことがない
永遠に続く時間
誰もいない広い草原
日の光の中に佇む自分

殺伐たる仕事とは別世界があった。
この曲に何度救われたことか。

 

********

 

訳詞の解説は以下にて読める。

・Estrada Branca 白い道
http://noriko-yamamoto.cocolog-nifty.com/memo/2009/03/post-d08c.html