遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

失われたこころの歌 森山良子

ここ2カ月間、外出を控えている。日本の歌声を聴きたくなり、森山良子のベストアルバムを購入した。
 
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曲目内訳はこうなっている。
 
1.この広い野原いっぱい
2.今日の日はさようなら
3.恋はみずいろ
4.愛する人に歌わせないで
5.雨あがりのサンバ
6.悲しき天使
7.禁じられた恋
8.まごころ
9.恋人
10.思い出のグリーン・グラス
11.片想い
12.素晴らしい時間
13.ある日の午後
14.歌ってよ夕陽の歌を
15.さよならの夏
16.さとうきび畑 (1969年バージョン)
 
 
「この広い野原いっぱい」という曲、当時は左程いい曲とは思わなかったが、数十年ぶりに聴き素直に感動した。
 
 
失われた歌声が甦った。
こんなにやさしく、そしてこんなに思いやりあふれた歌を
どの家庭でもテレビの前に集まりこれらの曲を聴いていた
時代があったことを想い出した。
 
 
あれから数十年
繁栄と生存を引き換え、今がある。
 
 
お金で歌声は取り戻せても
失われたこころを取り戻すことは容易ではない。