遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

早朝散歩の想い出

ようやく雪がとけ桜が咲いた。が、今年は、コロナウイルスのせいで外出がままならない。

 

ここ二、三年、この時期、用事のついでに市内のホテルに宿泊、朝食前に市内を散歩することが習慣となった。今年はまだ予定が立たない。

 

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ホテルクレセント


 

宮下通から6条通りを抜け、市役所を眺め、買い物公園、緑橋通り、永隆橋通りを、気の向くまま、小一時間歩き、昔と変わらず建物が残っていることに安堵しつつホテルに戻り、朝食。

 

ある時、廃屋同然の建屋の前を通りがかった際、つがいの鳩が、建物の屋根裏から慌てて飛び出してきた。

 

親し気な会話をしている。鳩の愛くるしい鳴き声を初めて聴いた。

 

閉店、廃業が続出、更地が増えている旭川は、鳩とっては、住みやすい街になったということなのだろう。