遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

先輩とゴルフした夢

久々に楽しい夢を見た。
会社の先輩で大学の先輩、それも大学の教官たちから大学に戻ることを期待され、将来を嘱望されたものの、亡くなられ、はや十年が経過、私と仲良しを誘い、新緑のゴルフコースでゴルフすることになった。

 

私は、ゴルフは道具は持っているが、接待するのもされるのも苦手。ゴルフ談義もしたくない。が、夢の中の自分は、先輩に誘われるままに、ゆったりとフェアウエイを歩いていた。

その先輩、会社の上司に陥れられ、仕事上の責任を負わされ、左遷、ストレスに負け、酒浸りとなった。

私は、同時期似たような境遇にあった。故郷に近い、単身赴任先で夕食後、温泉に浸かり、何も考えず、夜空を眺める日々が続いた。

その後、先輩の話を聞かなくなり、ある日、職場に通夜の知らせが届いた。が、誰も線香を上げにも行かない。無性に腹が立った。

 

それゆえ、先輩が夢で楽しそうに語ることは、吉報の知らせを意味する。

 

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先輩は、誰よりも大学の教官職が似合う方だった。一人、息子さんが居られ、先輩とそっくりだったこともあり、先輩が楽しそうにゴルフする夢は、息子さんが教官職を得たか、出世が確約される、めでたい知らせに思えて仕方がないのである。