見渡す限り花が咲いている場所、草原一面に花が咲いている場所が好きだ。
書評的には芳しくないが、写真集として眺めるといい本がある。
「ガーデニング王国 花紀行」(エッセイ:林望、写真:鈴木せつ子)である。
この本に、コーンポピー、亜麻の花が草原に咲いている草原写真がある。
見渡す限りの花が咲く草原ははっとするものがある。
コーンポピーの写真は、モネが1873年に描いた「ひなげし」という絵を連想させる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%AA%E3%81%92%E3%81%97_(%E3%83%A2%E3%83%8D)
亜麻の花の写真は農園のものであるように見える。
亜麻の花は当別町でもみられるそうだ。
https://portal.town.tobetsu.hokkaido.jp/town/fika/mg586t00000002wm.html
さて、大雪山の裾合平と呼ばれる一帯、旭岳の南西斜面にて見渡す限り、チングルマが咲く時期がある。自然のお花畑の規模としてはここが道内最大と思う。