遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

ふるさとの山に登っています

ここ数年、旭川から見える大雪山の山を登っています。
なぜなら、大雪山はふるさとの山だからです。

ふるさとの山だから
どんなに辛くても耐えることができるのです。

ふるさとの山だから
不思議と道迷いせず護られているように思います。

ふるさとの山だから
山裾に咲く花は、何物に代えがたいほど美しく見えます。

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裾合平手前の高山植物

 

大雪山には、奥地で片道13キロ、累積標高差で1500メートルのコースがいくつかあります。

日の出前、薄暗い道を歩き始め、10時頃までに頂上
15時に下山の計画。
途中転倒したり、眼鏡破損したり、腰を痛めたり、何度もヘトヘトな状態になりました。

数年かけて、主だった山は登り終え、愛別岳、忠別岳、音更岳が残りました。

いつかきっと登れるだろうと思います。

ふるさと旭川から見える山並みを体が続く限り歩くこと
それは、私にとって巡礼みたいなものです。

 

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大雪山