遠い夜空のオリオン

私ともう一人が知る、淡い想い出を綴る、私家版郷土史

結局、どんな人と結婚したのか?

どの相手と結婚すべきか考えたときに、過去に出会った女性が自分にとってどういう存在だったのか、再定義してみた。

ある女性は夢中になった人であった。
ある女性は心から好きだった人だった。
ある女性は憧れた人だった。

幸運にも向こうも私のことを想っていたことはわかっていた。

だが、私には、一緒に暮らしてうまくいく自信がなかった。
それがすべてだった。

偶然出会った人が、初恋が敗れた日の夢の中に現われた人とそっくりだった。
名前も性格も知らなかったが、なぜか、一目見ただけで、この人とはうまくいきそうな気がした。
さらに、その女性は、夢中になった人、心から好きだった人、憧れた人を足して3でわったような人だった。
好きだとかそうでないとかはまったく考えなかった。
この人と結婚できなければ、結婚しようと思える相手に二度と出会えないような気がした。
そして、婚約し、結婚した。
ただ、それだけだった。