遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

カザルスホールの想い出

東京勤務の時代、仕事が終わって家に真っ直ぐ帰るのがもったいない気がし、月1回程度の頻度でクラシックコンサートを聴きに行った。

 

よく行ったのは、原宿に近いNHKホール、渋谷のオーチャードホール。六本木のサントリーホールにも行った。

当時、熱烈なクラシックファンではないため、こじんまりとした小ホールでのコンサートを選んだ。そんな趣味に合致したのがお茶の水にあったカザルス・ホール。お茶の水駅で下車、神保町方面に行く下り坂の途中にあった。今はコンサート会場としては使われていいない。当時は日本で名だたる、良質な室内楽・器楽の演奏が聴ける会場として知られていた。

 

日大と林真理子さんとカザルスホール
https://o-chancello.net/entry/2022/07/05/%E6%97%A5%E5%A4%A7%E3%81%A8%E6%9E%97%E7%9C%9F%E7%90%86%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%82%B6%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB

 

画像に載っている、会場左右両側上部にある貴賓席のことは今も覚えている。

たまたま行った日は、チェロの演奏会だった。人気の演奏家だったらしく、ほぼ満員。
心のこもった演奏が続いた。アンコールは数曲。チェロ演奏に魅せられたひとときだった。

 

https://www.asahi.com/articles/DA3S15381779.html