目の前になんとなく素敵な女性が現れ
その人と相思相愛であることがわかると
一歩前に進みたくなるものだ
誰にでもそれは起きる
私にもあった
何度か
それは起きた
が、振り返ってみて決定的にそうならなかった理由
それは夫婦で築き上げた想い出の大きさを知り
踏みとどまったことが大きい
たとえば
子供が小さかった頃に来ていたセーターを眺めて
これを消せるのか
という問いかけに答えられるのか
読まれている方、女性の方が多いと思うが
もし、離婚という場面に出くわしたくないなら
夫婦の想い出
子供と過ごした日々の記録を
大切に扱ってきたのか
誘惑はいつもある
それは予期しない時に
心の隙間に忍びこむ
その女性が忍びこむようにやってくるのではない
その女性の心にも
同時に忍び込むものなのだ