遠い夜空のオリオン

淡い想い出を綴る、私家版郷土史

夫婦の危機

目の前になんとなく素敵な女性が現れ
その人と相思相愛であることがわかると
一歩前に進みたくなるものだ

誰にでもそれは起きる

私にもあった

何度か
それは起きた

が、振り返ってみて決定的にそうならなかった理由
それは夫婦で築き上げた想い出の大きさを知り
踏みとどまったことが大きい

たとえば
子供が小さかった頃に来ていたセーターを眺めて
これを消せるのか
という問いかけに答えられるのか

読まれている方、女性の方が多いと思うが
もし、離婚という場面に出くわしたくないなら
夫婦の想い出
子供と過ごした日々の記録を
大切に扱ってきたのか

誘惑はいつもある
それは予期しない時に
心の隙間に忍びこむ

その女性が忍びこむようにやってくるのではない
その女性の心にも
同時に忍び込むものなのだ