仕事柄、海外出張が多い部署に配属となった。東京にいたこともある。
行った先で一番多かったのがロンドン。
長い時で数か月滞在した。
寄宿先は、ロンドン西部の住宅街。
チューダー調の白と黒の長屋風の家が立ち並ぶ地区にあった。今は、日本人学校がある、日本人駐在員が多く生活する地区として知られている。
当時は、出張先にアメリカではなく、国力が衰えたイギリスになぜと思った人が多かった。
が、私は、議会制民主主義のルーツがイギリスにあること、多くの政治思想がイギリス発祥であるため、迷わずイギリスを選んだ。
先日のアメリカ大統領選挙にて、各国が衛星回線を使ってまで選挙介入したことを知ると、当時の私の見立ては間違っていなかったと思う次第。