数年前に開店した、3条通りにある八百屋がある場所について、調べてみた。
昭和28年の地図を見ると旅館があった。
数十年前に、近所で大きな火災があり、人が亡くなったことを覚えている。
数年前まで、民宿風の旅館があった。
居酒屋も併設されていたことから、近所で馴染みのお客さんがいたようである。
旅館解体後は、八百屋さんの建物ができた。近代的なビルなのだが、売り方は、昔の市場風。一皿いくらでの商売。慣れない人は面食らうが、私はこういう商売の雰囲気で育った。
店にいるおばあさんは、私の少年時代のことを覚えているのではないかと思うほどである。