郷土史あるいは、建築史に詳しい学者たちが素通りするが、私的には気になっている建物が旭川には三つある。
・金星町の公園脇の元交番
今は、交友会館と名づけられているが、かつては複数の警官が常駐した交番。人の出入りが多かった。かつては遊郭があった地区。
・6条通りの旭川食糧
どんな事業の会社なのか、詳細知らない。頑丈そうな社屋は、今やランドマーク的存在。脇にある鉄筋コンクリート二階建ての建物を見る度に、半世紀前の自分を想い出すほど。
・常盤公園のはずれにある、元青少年科学館
市庁舎周辺工事が進み、近い将来、市庁舎が解体される予定のようだ。
代わりに、常盤公園のはずれにあり、市庁舎に似たデザインのこの建物が注目されることになると思う。概観デザイン的には市庁舎よりもスマート、外壁の保存状態もいい。あと半世紀は残るような気がする。
三つとも、個性的なデザインで郷土史的には貴重と思うのだが。
追伸
今年最後の記事となります。
皆さま、良いお年をお迎えください。