市内では、市場と名のつくところは、廃市状態にある。
そんな中、拓殖市場だけが最後の砦だった。
そんな拓殖市場も1年前に店仕舞いした。
入口右側の2店が鮮魚店、左側が果物店、奥の方に八百屋があったように覚えている。
母に連れられた、奥の八百屋で野菜を買ったことを昨日のことのように覚えている。その店はもうない。
10年くらい前のことだが、最後まで残った、鮮魚店では、平目やソイの刺身を買ったことがある。とても美味しかった。たぶん、市内の居酒屋にも卸していたのだろう。
既に、拓殖市場は、なく、更地となった。
たまたま、撮影した写真の中から、営業中のものを見つけたので、ここに貼りつけておく。
それにしても昔あった店が消えていくのは、自分の世界がまた一つ消えていくようで、寂しいものである。