2010-09-28 人のかたちをしたプランター 幼少期 故郷の街中の大きな病院の近くに、人のかたちをしたプランターがある。このプランターは半世紀にわたってこの民家の玄関にある。小さい頃、高熱を出したとき、母に手を引かれやっとの思いで病院に通った途中に、いつもこのプランタボックスはあった。高さが子供の目線だったので、いつも見ていた。その後、毎年のように、このプランターには花が植えられ、この時期になると今年はどんな花なのだろうと思うと同時に、病院までのつらかった道のりを想い出すのだ。