遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

近江商人の娘さんのこと

ある地方版の記事から、同級生の娘さんが近江商人の一族だったことを知った。

Wikipediaによれば

近江商人
神仏への信仰が篤い
規律道徳を重んじる
各商家ごとに家訓がある
徹底した合理化を採用
とある。

また、近江商人は、商人としての哲学があったようだ。

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E6%B1%9F%E5%95%86%E4%BA%BA

近江商人の思想・行動哲学
三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」
売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。三方良しの理念が確認できる最古の史料は、1754年に神崎郡石場寺村(現在の東近江市五個荘石馬寺町)の中村治兵衛が書き残した家訓であるとされる。ただし、「三方良し」は戦後の研究者が分かりやすく標語化したものであり、昭和以前に「三方良し」という用語は存在しなかった[2]。始末してきばる
「始末」とは無駄にせず倹約することを表すが、単なるケチではなくたとえ高くつくものであっても本当に良いものであれば長く使い、長期的視点で物事を考えること。また「きばる」とは本気で取り組むこと。利真於勤
利益はその任務に懸命に努力した結果に対する「おこぼれ」に過ぎないという考え方であり、営利至上主義の諫め。陰徳善事
人知れず善い行いをすることを言い表したもの。自己顕示や見返りを期待せず人のために尽くすこと。

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私は、直接その娘さんと話したことはないが

一見したところ古風で地味な雰囲気で
珍しく努力家で
冷淡のようだが献身的雰囲気があり
安物ではなく良い物を買い揃え
長く使い込んでいる感じだった。

近江商人の特徴そのままの人だったようだった。