遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

キミガタメ

キミガタメは、確かに良い曲だ。

メロデイも歌詞も歌も素晴らしい。
文句のつけようがないくらい良い曲なのだ。

我々は平和な時代に生き、この曲が良い曲だと素直に言える。
犯罪以外は何をやっても自由だ。
日本人は勤勉で経済大国となり、
国民の大多数は世界のどの国よりも裕福だ。

こんな良い国が世界のどこにあるだろう。

我々は、この国に生まれた幸運を感謝すべきだろう。

さて、

この曲を神風特攻隊の動画を見ながら聞くと
まったく別の味わいを持つ曲に変わる。

なぜか涙が止まらなくなる。

何度聞いてもそうなのだ。

理由はわからないがいつもそうなるのだ。

日本が悪いのではない。
日本は、戦争せざるを得ない状況に追い詰められ、自衛のための戦争を始めた。
これは歴史的事実である。
アメリカは、日本を追い詰めるだけ追い詰め、戦争を仕掛けられたことを国民に知らせ、国民を総動員し日本人を無差別攻撃した。
これも歴史的事実である。
日本は制空権を失い、圧倒的な軍事力を持つ敵に対し、敵戦闘機が出撃する空母への「特攻」が唯一味方の損害を最小限に食い止める手段だったのだ。
これも否定できない事実である。
戦争に勝って得をした国はどこか?
中共ソ連と独立を勝ち取ったアジア・アフリカ諸国である。
これもちょっと考えればわかることだ。
また、調べればわかることだが、
すべてはアメリカ民主党政権に潜入したコミンテルンスパイの仕業だったのだ。
アメリカは、愚かにもしなくていい戦争をしただけなのだ。

そして、我々の先人は、
家族と民族の誇りと国家を守るため
「特攻」という歴史に残る戦術で戦ったのだ!

再び、私は、この曲を聴く。

何度聞いても涙が止まらない。

そして、思うのだ。

この曲は
身を捨てて国を守った
勇者たちのレクイエムに最もふさわしいと!

合掌