中高年からクラシックピアノを始めた知人の話によると、モーツアルトを弾くのが一番難しいそうだ。音符をを追う難しさはないが、別の難しさがあるとのこと。
アマゾンのレビューには、「時折控えめにも聞こえるタッチ。けれどもはぎれがよく、しかし決して情におぼれ過ぎることもなく、淡々と、けれども芯が一本通っている・・・」、「クリアな音感」、「こちらの精神状態に左右されず,何時聞いても何か作業をしていても聴ける」など、肯定的な評価が多い。
モーツアルト弾きの資格として、邪心のなさが必要であるようだ。作曲者がそのことを意図し作曲したとすれば、彼女はその点において天才なのかもしれない。
ただ、私は、邪心なき女性を伴侶に選ぶかというと自信がない。恋と音楽は別物。そういうものだと思っている。