遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

初恋の時代

私は、中一が初恋の時代である。

今から思えば、たった100日の恋だった。

始業式の日から数えて、ちょうど100日目にあの子は転校していったからだ。

小学校時代、
母に頼んで、水色のトックリのセーターを編んでもらい、
週1回の朝礼の際に
ピンクのトックリのセータ-を着た、隣のクラスのあの子と並んで立ち
なんとなくあの子の気を引こうとしたことは確かである。

そして、願いがかなったせいなのか
中学で同じクラスになった。

ただ、母はもの凄く不機嫌だった。
あの女の子の悪女ぶりに我慢ならないらしく、
私に恋を諦めさせるようなことばかり話した。

私はと言えば、同じクラスになったので、話す機会があることを期待したものの、
諦め切れない恋心と母の忠告にうんざりする自分との間で葛藤していた。

そんな時代、流行った曲は、この2曲だった。

ある日突然
http://www.youtube.com/watch?v=XIVPn6lMyh8

ベッツィ&クリス/白い色は恋人の色
http://www.youtube.com/watch?v=_iw55QcdeOU