暑苦しかった日々が続いたが、漸く涼しくなった。学生時代、建築家で詩人だった立原道造の「黄昏に」という詩に出会い、自分の境遇と重ね合わせ晩夏の夜道を一人暗唱しながら歩く日が続いた。「すべては徒労だったと告げる光」という言葉に虚しく過ぎ去った…
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