大英博物館には、10回くらい通った。
ついでに、暗い通路の奥にあるリーデイングルームの様子を見に行った。通路の奥に拓けた雰囲気の場所があった。
覗いたついでに記念に、Bibliographyの本を一冊購入し立ち去った。
後に、この図書室(リーデイングルーム)の様子、常連利用者の素性等について、「物語 大英博物館」(出口保夫)を読んで初めて知り、驚いた。
訪英前にこの本を読んでいたら、リーデイングルームでの文献調査方法、手順について小一時間くらいは調べたはずである。図書館マニアを自認しているにしては、文献学の本だけ購入して他に何もせず立ち去ったことを後悔している。
地元旭川の中央図書館の二階にある資料調査室(参考資料室)には、郷土史関係の本、文献、史料が揃っている。嬉しいことに、国立国会図書館がデジタル化した資料で,絶版等の理由で入手が困難な資料が中央図書館2階資料調査室カウンターにて閲覧できる。
時折、郷土史上の有名人がこの資料調査室を訪問することがあるようで、事情通の図書館員が最敬礼して送り出すシーンを見かけたことがある。