遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

角地の玩具店の想い出

小さい頃のクリスマス。

角地にあった玩具店にて、鉄道模型のおもちゃを買ってもらったことがある。
その店は、今もそっくり同じたたずまいで同じ場所にある。

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当時は、玩具店だったが、今は人形店に変わってしまったようである。

玩具店と言えば、こことデパートくらいしか思いつかなかったが、確か店の奥にある螺旋のような巡らされた階段で上の階と行き来するような構造だったと記憶している。

あれから数十年、この店に入ったことはない。身勝手な希望とは思いつつも、街の近くを通る度に、いつまでも同じ場所、同じたたずまいであって欲しいと願っている。