今年も夏が来た。 思いがけず孫から花火をしようと誘われ一緒に庭に出ることにした。 孫が手にした線香花火の光の中に三十年前の夏が甦り花火の煙の先に広がる雲の中に母の姿をみた気がした。 昭和の時代の旭橋周辺は花火会場だった。家族連れで花火見物に出…
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