遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

夏の想い出 2022

今年も夏が来た。

 

思いがけず
孫から花火をしようと
誘われ
一緒に庭に出ることにした。

 

孫が手にした
線香花火の光の中に
三十年前の夏が甦り
花火の煙の先に広がる雲の中に
母の姿をみた気がした。

 

 

昭和の時代の旭橋周辺は花火会場だった。
家族連れで花火見物に出かけた記憶がある。