遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

銭湯の想い出

銭湯は昭和30年代、ちょっとした小規模ビジネスだった。燃料は、木材工場から出る廃材。

その後、風呂付マイホームが新築物件の主流となり、昭和50年代に廃業する銭湯が相次いだ。ただ、小さい頃通った銭湯は、頑丈なつくりだったため、廃業後も建物の一部を貸家として利用するなどしていたが、さすがに維持することは困難となったようで、解体されることとなった。

画像は、銭湯入り口。

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浴室の壁には、金魚が泳ぐタイル模様の壁画が当時のまま残っていた。
番台のおばさんはいつも編み物をしていたこと、出口にベンチが置いてあったことをふと想い出した。

夏の暑い日、店を出てから、となりにある、今でいうコンビニみたいな店でアイスキャンデーを買い、ベンチに座り食べた記憶がある。

 

さて、市内中心部には、十数年前まで銭湯があった。建物はボロボロだったが、入り口の派手なポスターのせいで目立ち、かつレトロ感溢れる銭湯だった。

 

白山湯
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/Diary/East/hokkaido/hakusan.htm