遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

彼女のお母さんのこと

彼女に一目会うため
一大決心をして、彼女の家に行った。
バスを降り、家の前まで歩き
表札を見つけインターホンを鳴らすと
彼女のお母さんが出てきた。
エプロン姿だった。
名前を告げると、茶の間に案内された。
話ながら、掃除機で部屋掃除していた。
ただ、どうみても掃除する必要がない
きれいな部屋だった。
彼女のお母さんは年より十歳若く見えた。
タイプ的には、仁科明子風。
すっきりとした美人、テレビドラマに出てくるようなタイプ。
表情的に明るく、さわやかで、如才なく
話題が次々に出てきて
思っていることをすべて白状させられた。
私の事は娘から聞いてすべて知っているみたいな感じだった。
The Association - Everything That Touches You
ttps://www.youtube.com/watch?v=T4I3p7aKzbc