遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

旅愁を語った兼高さんの旅番組の想い出

たぶん、日曜の午前だったと思う。
兼高かおるさんがナレーションする「世界の旅」という番組があった。

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放送時間
主に日曜日の午前中の時間帯に放送された。
『世界飛び歩き』時は日曜日10:30 - 11:00。休止期間をはさんで『世界の旅』となった時(1960年9月20日から1961年1月3日まで)は火曜日22:30 - 23:00。
1961年1月9日から9月25日まで…月曜日22:30 - 23:00。
1961年10月2日から1962年4月30日まで…月曜日22:50 - 23:20。それまで21時台に放送されていた『JNNニュース』が22:30からの放送に繰り下がったため。
1962年5月6日から1977年3月27日まで…日曜日11:00 - 11:30。
1977年4月3日より1987年9月27日まで[要出典]…日曜日9:00 - 9:30。『クイズ世界をあなたに』という関口宏司会の番組開始に伴うものである。
1987年10月4日から最終回まで…日曜日8:00 - 8:30。『関口宏サンデーモーニング』の放送開始に伴うものである。
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「………ですのよ」という上品な語り口は、いつもながら兼高さんの育ちの良さを意識させるに十分だった。幼いながらも、遠い将来において海外での振る舞いについて、良き助言と思って聞いた。
 

実際、そうだった。上品な客として振る舞えば、ウエイターもウエイトレスの扱いも違った気がした。
後年、出張などで各国を廻った際、兼高さんの何気ない一言があったことで多少腹が立つこともあったが何事もなく帰国できた。
 
 
年齢のこと、生涯独身だったことは、亡くなられて初めて知った。
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https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190109-OYT1T50088.html?from=ytop_top
長寿番組「世界の旅」、兼高かおるさん死去
2019年01月09日 16時05分
 長寿テレビ番組「兼高かおる世界の旅」のリポーターとして知られた旅行ジャーナリストの兼高かおる(かねたか・かおる、本名・兼高ローズ)さんが5日夜、亡くなった。90歳だった。
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それにしても、この番組のオープニングは、何度見ても懐かしいものだ。
 
 
 
 
海外旅行に行く際はいつかパン・アメリカン航空に乗ろうと思っていたが、1990年代に経営破綻、ついに搭乗する機会はなかった。
 
 
各国を廻り、兼高さんの番組での紹介と、実際の旅の想い出はまったくリンクしない。
リンクしないのではあるが、兼高かおるさんの番組にも、自分が主人公で旅したのと同程度の旅愁を見出すのである。
 
 
【凄】兼高かおるさん世界を旅して。そして今。
https://www.youtube.com/watch?v=waveTug_I9k