遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

街角 サキソフォン吹きのブロンズ

故郷の街を離れて数十年経つ。
春の日のこと
私は街角にある、ユーモラスなブロンズを見つけた。

サキソフォン.jpg

 

当時、失意のどん底にあった私は、
このブロンズを見て勇気づけられた。
いろいろ失敗続きだったが、精神的に立ち直るきっかけをつくってくれた。

このブロンズ、著名な芸術家の作品だそうで、画像の隅っこにある、猫とセットだそうだ。
そうとは知らず、サキソフォン吹きだけのアングルで写真を撮ってしまったが
偶然、猫の部分が入っていてほっとした。

そして、このブロンズ像は
私にとって
かつての想い出と調和し
街角の記憶として残るだろう。