遠い夜空のオリオン

幼馴染との淡い想い出を綴る私家版郷土史

贈り物 Souvenirs

私は、「贈り物Souvenirs」という曲を何年も聴き続けている。

この曲の作詞作曲は Dan Fogelberg。
彼はもうこの世にはいない。
だが、贈り物を残した。

動画の中の絵は彼の作である。

静かに川が流れ、日がゆっくりとのぼり、一日が始まり、そして終わる。
人の一生はこの連続である。
過去と現在をつなぐ、一遍の詩が導く世界は内省的で、美意識に溢れている。

私は、 

現実社会の喧噪に疲れ、やっと静かな時を得、若い頃を想い出しこの曲を聴いている。

そして、思う。

私は、世間の価値観に従って生きるために、多くの大切なものを見失ってきたのかもしれない。

が、こうして、自然に生き、ありのままの自分に目覚めることで

いつか、

大きな力に導かれ
思いが実る日が来るような気がするのだ。